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謹訳源氏物語と能の世界をめぐって 其ノ二

先週の土日は一泊二日でまたまた東京に行っておりました。

旅の目的は土曜日にぎっしり詰め込まれ、昼からの新宿での講座の後、

六本木に移動してサントリーホールで珠響(たまゆら)のコンサートに行きました。

都会って便利だね。

何本もこまめに電車が来るから、焦らずゆっくり移動できました。


さてさて新宿での講座ですが、これは6月にも行ったシリーズもので
「謹訳源氏物語」と言う林望先生著と源氏物語を材にとった能とを読み深める、というもの。
第2回目となる今回は「野宮」が題材でした。

ちょっとここで謹訳源氏物語について。
高校時代の古文の授業と言えば、「れ・れ・れる・・・・」などの活用を一生懸命復唱したこと
それくらいしか覚えてない。
話の内容や人物の心まで読み込んだ記憶も、その部分に興味を持ったことすらなかったように思う。
でも、この本は本当に面白く、高校時代に古文躓いたことを悔やむくらい
源氏物語を「勉強」としてでなく小説として読めるのです。
って、高校時代にこの内容をしっかり教えるなんて。。。先生方困っちゃいますよね。
光源氏のことをどういったらいいのか。

さて今回の野宮。
林先生の解説から始まるのですが、なんともなんとも源氏はひどい!
本を読んでいるときから重々思っていたのですが、この講座でさらにひどい人だと思いました。
「いつでも会えるときには気になっていなかったのに、いざ会えない程遠くに
 離れてしまうと分かると、会いたくなってしまう。」と言う源氏。
こんな男子がいたら腹が立ちますが、でもきっと魅力的な人なので許されてしまうし
女性もひかれてしまうんでしょうねぇ~~~。
源氏を吹っ切ろうと、遠くに行くのにその直前に会いに行くなんてねぇ。
今回、六条御息所の性格をしっかりと示してくださったので、、、、
野宮のお話が心に切ないものだと改めて思いました。
私の性格は六条御息所に近いかも!?ははは。

講座後半は能「野宮」について能役者で私の通う箱崎教室の先生である坂口貴信先生の
お謡や仕舞などの実演を交えた内容となっており、贅沢な講座となっていました。
先生のお仕舞を目の前でみられるのですから。すごいことです。
そして前回同様、坂口ご兄妹での実演がありましたので、このお二人はすごいなと
しみじみ見ておりました。

今回はさらに能役者がどのように面を選ぶのか、どのように面をかけるのかも
お教えくださったので、次回の観能時には鏡の間やそこまでに至る
シテ方さんの思いも考えて見れそうです。

8月頭にも野宮を見てはいたのですが、9月半ばも野宮を見る予定があるので
この講座を受けての観能はどんな気持ちが湧き上がるのか楽しみです。
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by miniature147 | 2010-08-31 11:48 | 伝統芸能

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ちびマネの砂遊び、としてやってましたブログ。一度書くのを辞めましたが、おしゃべりな私、また書き始めます。今度は砂をはなれて新たな趣味の話や仕事など、徒然なるままに書きます。
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